長女は高校3年生、地方から県外への大学進学を希望している。
夏休みのため、希望の大学のオープンキャンパスに一緒に行ってきた。片道新幹線とバスで最短5時間というところ。一人で行ってくれないかなと思っていたが、さすがに宿泊も伴うためそれは嫌だったらしく、ついていくことになった。

希望の大学の講座を受けて、満足した様子。18年一緒に過ごした親元からの巣立ち。
全く実感ない!想像力が足りないのかな~。まだ下の子が2人いるから巣立つ実感が無いというか…。
高校1年の時、県外に出たいという話しを聞いて、しばらくはさみしさを感じていた。
しかしどう考えても本人の人生。奨学金を借りることになると説明して、納得した上でなら本人が行きたいところに行かせるしかない!と思っている。

さみしさは親の気持ちだ。保護して見えるところにいて、自分と一緒にいてほしい…。
18年も一緒にいたのだから、そろそろ離れるのも良いだろう。新しい世界を見て欲しい。
何なら海外にしてみたらとか言ってみたり(子供は海外は嫌という)。

子供の成長は、自分の老化でもある。子育てが終わって、少しずつ老いてく自分。20年後、40年後、自分はどうなっているだろうかと考える。

私自身は老後は子供に介護してほしくはない。他人なら許せることも、身内だと今までの関係が邪魔をすると思う。お互いに大変なことばかりではないだろうか。
でも誰かしら介護の連絡取ってもらったり、入院等になれば手続きが必要になったりする。
そういうことは近くにいる人しかできないものな…。

雑多な手続きを引き受けてもらうことを、迷惑と思うのではなく、本人が心地よく過ごすための手続きをしていると思えたらいい。

自分の介護より、まだ自分の母親の介護が先だ。父親は亡くなっている。
主人の両親も健在で、今のところ元気でいてくれている。
もし介護が必要になってきたら、今まで自分達を育ててくれたこと、孫にしてくれたこと、結婚してから過ごした沢山の楽しい時間を忘れずにいたい。恩返しのようなものだろう。

きれいごとかな!

子供を見ていると、毎年大きく成長していく。変化があると時間が早くすぎるのか。
そう考えると、歳を取ると変化が少なくなって、時間がゆっくり過ぎるのかもしれない。

歳を重ねるにつれ、感動する感覚も鈍るらしい!おそろしや~!
いくつになっても成長しながら、心豊かに生きたいものだ。

投稿者

さとるみのる

管理人のさとるみのるです!なまけもののニワトリだけど、どうにか生きてるよ!

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