誰だって運が良くなりたい!
「科学がつきとめた「運のいい人」
著者:中野信子
著者の方は時々テレビで見かける方!ずっと読みたいと思っていた本で、図書館で予約を入れていたが…数ヶ月たったかな~。
古本屋さんに行ったら売っていたので、もう買って読むことにした。ネットで買った方が安いのはわかっていたが、古本屋さんにも頑張って欲しいから!
忘れないうちに図書館の予約は解除したよ。待ち人数まだ20人位はいた。人気あるんだな。
「運」…こんな漠然としたものでありながら、皆が求めているもの。「しあわせ」と似た言葉かな。私は風水とかも好き。掃除とかしていいことあるならいいかな♪と思う。
本に出てくるもので印象に残った部分
・運のいい人は自分なりの「しあわせのものさし」をもつ
・運のいい人はいい加減に生きる
・運のいい人は積極的に運のいい人とかかわる
・運のいい人は不安と上手につきあう
・運のいい人はマイナスの出来事も引き受けてみる
「しあわせのものさし」って大事!
「しあわせ」の基準って、それぞれ違うのに忘れがち。正直私は仕事(キャリア)に対してコンプレックスがある!
子供がいるといろんなお母さんと会う。専業主婦からバリバリのキャリア持ち、学校の先生や看護師さん等。私は正社員を結婚して退職、そこからパートでいろいろな仕事をしてきたが、キャリアと呼べるような手に職はないままで…。
詳細はまた語りたいと思うが、ゆっくり子育てを選んだのだ。体力もないし、メンタルはチキンだし~。納得しているのに、他のお母さん達を見てうらやましー!と思ったりする。
でも比較的仕事少な目でやっていけてるし、子供の習い事とか試合の対応とかさほど苦も無く対応できてる。バリバリフルタイムで働いてるお母さんからすると、逆に私をうらやましー!と思っているのかもしれない。
何を自分がしあわせだと思うのか軸が無いと、何もかも自分に無い部分を拾ってしまう。
著者も自分のしあわせのものさしを把握し、他人がどう思うかではなく、自分が「心地よい」と思う行動をすることで、しあわせの状態をつくり出す。それが人も心地よくして人に好かれるという循環になると言っている。
いい加減に生きるって真面目な人には大切だよね
いい加減って「良い」加減と読むと、ほどほどで良いって感じになるね。自分のことは真面目な方だと思っている(これは他人の意見が必要だ)。
本にも、上司や同僚が残っていること理由にいつも残業をしてしまう人と、自分の仕事が終わればさっさと帰る人の例が載っている。ブラック企業等でこき使われるのは真面目な人。
仕事が終わったら、さっさと帰りますって人が職場に沢山いると他の人も帰りやすくなるよね。いい加減な人は自分の価値観で行動する、とある。そういう人は他人が帰ることも許せるよね!こんな上司が良い!
前勤めていた会社が、基本間違いを許さない会社だった。
事務系で、伝票を毎日何十枚も作成するのだが「間違い記録簿」的なのがあった!これはかなりのストレスだった。間違うことがあっても直せばいいじゃんって思ってた。
伝票を間違えやすい人はやっぱりいて、それをいちいち上司に報告してノート書いて…間違えやすい人は仕事できないって印象になっちゃうし。98%の正しい方を褒めてくれ!
辞めて良かった!
運のいい人って周りにいるかな!?
自分の周りに運がいい人ってどの位いるかと考えてみると…。運がいいかはわからないが、元気をもらえる人はやっぱりいる。自分がくよくよする性格だからか、似たようなタイプもいるし、全然違う考え方をする人もいたり。でもベースは悪人はいないか~さすがに悪人とは友達にはならない。
著者によると、人の運のよしあしはその人の行動パターンによって決まり、運のいい人のそばにいると行動パターンが似てきて「運を呼び込む」ことができる。
知り合いの夫婦に、とにかく明るい夫婦がいる。付き合いは10年程になり、仲良くさせてもらっている。
この夫婦は、うちの夫婦とはまたタイプが違う。主人の親、主人の兄弟と庭でバーベキューをしていたら、偶然そのとにかく明るい夫の方が通りかかった(うちの庭は外から丸見え)。
夫が良かったら一緒に~と言ったら、その方は一緒に座り飲み始めた。もちろんうちの夫の親兄弟とは初対面である。
「家族みんな連れてきていいですか~」と言い出し、子供も奥さんも連れてきた。かなり驚いたが、とにかく明るい夫婦、どんどん主人の親兄弟とおしゃべりして楽しく時間が過ぎたのである。
自分が逆の立場なら、一緒にバーベキューにまざることはない(断言できる)。
しかし、親兄弟も普段聞くことのない話や、私達夫婦の近所の環境等が聞けて、とても楽しかったと言っていた。
こういう行動が「運がよい行動」なのかなと思った。知らない人達と話し、世界が広がる。
一歩間違えると、ただのずうずうしい人で、嫌われる可能性も孕んでいる。ちゃんと手土産の食べ物や飲み物も持参してくれているよ!
不安とつきあうのって難しすぎ
ブログテーマの老後不安。不安って波のようにやってくる。みんなそうなのかな?
老後に限らず、家族のことだったり学費のことだったり、仕事や人間関係。ぐるぐる同じことばっかり考えてどんどん鬱々としてくる。
いくつかの対処方が書いてあるが、私の体感として不安は「生理現象として割り切る」というのがしっくりきた。毎日しあわせって感じ続けることはないように、波うつんだよな~。
「不安のとらえ方を変えてみる」も必要だ。不安を感じている、「ならどうするか」と考えてみる。
最近私はいつか認知症になる気がしている(笑)ダラダラ人間だから。
高齢になればみんな…って言ってもなりたい人はいないよね。じゃあどうするか。細く長く働き続けて認知症防止。認知症になったら施設とか入りたいからお金貯めとこうとか。
こうやって本を読むのも、老後不安を無くすことに繋がっていると思う。
「運がいい人」になって、今後の人生をより良いものにしたい。
マイナスのことってやりたくないよね~
運のよい人はマイナスの状況を引き受ける。マイナスの状況をどう生かすか。
人間いい事ばかりでは無いと分かっていても、マイナスなことをすんなり受け入れるのはなかなかできないこと。
人間が浅い私は、ぐるぐる考えて考えて、どうにかこうにか受け入れる…受け入れざるを得ない場合が多いよね。抵抗しても現状がそうなってたら(今で言うなら、子供の習い事の役員引き受けて、人間関係に疲弊している)やるしかないし。
受け入れるのに超時間かかったけど…終わったら良い経験だったと言いたい。
この本は買ったから、わが家の本棚に置いておこう。時々読んで運がよい人になれるように。
今回のブログレベルアップ♪
チャララッラッチャッチャ~!何も変化なしだが、今まで一番長文!