「水曜日の手紙」
著者:森沢明夫

子供が友人からプレゼントされたという本。何か読む本ないかな~と言っていたら、読んでみたらと渡してくれた。高校生の選んだ本だから、若い子向けなのかなと思ったら、むしろ親世代向け!さらっと読めてほっこりするお話だった。

日記でも何でも手紙にして、水曜日郵便局宛てに送ると、見知らぬ誰かと交換して届けてくれる。
出てくるのは3人の人達。いろんな環境で思うところがあり、水曜日郵便局に手紙を出す人、勤めている人…水曜日の手紙がそれぞれの思いに変化をおこす。

最初の人物がいきなりニワトリと環境が少し似た人が出てきて、わかるな…と思った。
子供が少し大きくなったパート主婦。満たされなくて不満ばかり。子供のいない前向きな同級生を羨ましく思ったりして、卑屈になっている。その同級生から教えてもらった「水曜日の手紙」。
どういう内容を手紙に書くのかと思ったら、意外な展開に…本を読んでもらいたい。

男性からの目線でも、女性からでも30~40代位がしっくりくる内容だと思う。

自分なら今なら子供の巣立ちの心理を書くだろうな。それか老後資金のため、20年後にお金持ちになってみせる的なものかなw
自分が書く内容より、どんな手紙が自分に送られてくるのか、の方が気になる!

手紙のやりとりって、スマホの普及でほとんどしなくなったよね。もう最後はいつだっただろう?
もし手書きの手紙が届いたら、やっぱりすごくうれしいと思う。手間をかけてくれたことが伝わるし、すごく大事にするかも。
本当に水曜日の手紙があったら、愚痴ばっかりとか怒りばっかりとか書く人もいるんだろうな~! 

転職したいのに現状を変えられずにいる人におすすめの本。言葉で表さないとしても、やっぱり人をうらやましく思ってしまうことってあるよね。隣の芝生は青く見える…って本当!もしかしたら自分のことをうらやましく思っている人もいるかもしれないし、その人もすごく辛いことがあるのかもしれないのにね。

ニワトリも考えが負のサイクルに入った時は、ひたすら寝ることにしてる。しっかり寝て犬の散歩に行くとさわやかな気持ちになれたりする。今は春で本当に外が気持ちがいい!真冬とか真夏はさわやかな気持ちになりにくいカモ。

今日は旅立った長女の布団を洗って片づけたり、髪を切りに行ったり、気分転換になることをしようと決めている。長男は進級して、次女も新中学1年、春だね。近所の新小学1年生を見るとかわいくて!独身の頃はこんなこと思わなかったけど、ニワトリも老後に少しずつ近づいてるな。


投稿者

さとるみのる

管理人のさとるみのるです!なまけもののニワトリだけど、どうにか生きてるよ!

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