「奨学金借りるとき返すときに読む本」
著者:柴田武男・鴨田譲 編 埼玉奨学金問題ネットワーク著

長女が高校3年生、正に奨学金申請をしているニワトリとして、手に取った1冊。
これは読んでよかったと思った!漠然としか知らなかったこともはっきりした。

改めて、大学に行くということはお金がかかり、将来それを子供が返していくことになるのだと実感。
この本は本当にあらゆる奨学金の借り方、タイミング、返せなくなった場合の対処方等が具体的に書かれていて、とても参考になった!

著者の方は現在は安定した収入を得られているようだが、大学を卒業した後低収入に苦しみ、奨学金(日本学生支援機構)の支払い猶予を申請してなお支払えず、延滞してしまう…。
そんな実体験を元に、奨学金を借りる人目線で書かれていて、もし払えなくなった場合の超具体的な対処法等が書かれている。

奨学金でも裁判は起こされるんだな…お金返さないんだから、そうだよね。
払ってくださいね、と何度が通知がくるようだから、裁判を起こされる前に猶予申請するなり何かしら対処すればいい。放置が一番危険!
放置するような生活をしてほしくはないが、病気とかで無職になったり、頼る人がいなかったりすると放置してしまったりするのかもしれない。

子供には自分で奨学金を返済してもらいたいと思っているが、返済できなくなった時に親に言えず一人悩むような状態にはなって欲しくない。かといって、親が返してくれるかな♪っていうのも困るしな~!

人的保証か機関保証か

人的保証=親や親族に連帯保証人、又は保証人になってもらう。
     本人が返済できなかった場合返済の義務を負う
     ※連帯保証人と保証人の違いは本を読んで~

機関保証=奨学金から保障料が引かれる。
     本人が返済できなかった場合、本人が自己破産となる

これを知れたのは大きい。著者の方は機関保障をおすすめしていた。

ニワトリも夫が連帯保証人、夫の妹を保証人にしようと思っていた。が!この本を読んで気が変わった。
子供が15年返済するとして、大学に行く期間を足すとほぼ20年。その時夫も定年を迎えている。
しかもわが家は子供3人。全員奨学金を借りるかもしれない。
奨学金を返せなくなったら…?老後資金すら危うい自分達なのに責任を持てなかったら、夫の妹へ支払い連絡が行くかも?

そう考えると、機関保証が正解かも…!
引かれる保証料の分本人の負担が増えるので、その金額分は支払おうと思う。逆に、その支払い分を払えば連帯保証人と保証人は不要って考えになるね。

連帯保証人って、怖いイメージよね

中学生の時は県外の大学に行くとは思っていなかったニワトリ親子。高校生になってから県外の大学を目指したいと言い出し、県外なら奨学金を借りることになると高校1年生から言っていた。

周りとそんな話しになると、奨学金に頼らずに大学に行かせる様子の親もいたりして、今まで貯める期間はあったのにと、もうどうしようもないことを考えたりする。
ニワトリは節約がんばってきたよ…!でも足りなかったんだな~涙

願いは子供が大学に行って、就職して、満足のいく人生を送ってくれること。
給料の良い仕事でなくとも、自分で選択して生活していけること。親は見守るのみだな!

投稿者

さとるみのる

管理人のさとるみのるです!なまけもののニワトリだけど、どうにか生きてるよ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)